あ、どうも!
あなたの名刺を営業マンに変身させるセールスライターの洌崎です。
不動産屋時代にラーメン屋さんの店舗を仲介したことがあるんですね。
基本的に不動産屋の仕事としては、契約完了して物件を借主に引き渡せば、そこで仕事は完了です。
正直な話、そこから店舗の経営については借りた人の責任ですので、その後は不動産屋としてはどうすることもできないです。
ですがね、やっぱり気になるじゃないですか?自分が店舗物件紹介したお客さんのお店が、どんな感じかな?大丈夫かな?ってねぇ思いますよね。
で、たまにラーメン食べに行ってたんですが・・・・・・・
ヤバイ!これはヤバイ!客おらん!
そんな状態が、行く度に目の前に繰り広げられるわけですよ。
その当時は本格的にマーケティングなんて学んでなかったんですがね、チョット聞いてみたんです、お店の方はどうですか?と。
で、返ってきた返答が「うちのラーメン、一回食べてもらったら旨さ分かってもらえるんですけどねぇ」って言う言葉。
あ、アカンわ。この人、典型的なアカンパターンな人やと思っちゃいました。
旨いもん作ったら、勝手にお客さん来てくれると思ってる。
まぁ脱サラしてスグにラーメン屋やったから、仕方ないっちゃ仕方ないんかもしれないけど、やっぱりそもそもの考え方が違いますよね。
一回食べてもらうまでが、一番大変なのよ!
以前テレビ見てた時に、イベントのプロデューサーみたいな人が言うてた一言がスゴイ記憶に残ってます。
「我々は、面白いことを作ってるんじゃないんです。面白そうなことを作ってるんです」って。
面白いのは当たり前。でも、また体感・体験してない人が足を運んでくれるには、面白そうじゃないと来てくれないですからねって言うてた。
飲食店も全く同じやと思うんですね。
旨いのは当たり前。いかに旨そうに見せるか。食べてみたいなぁと思わせるか。
で、不動産屋でしたけど、チラシにチョットした細工するアイデアを思いついてので、集客手伝ったんですね。
結果は、行列ができるようになりました!
店主には、チラシの投函1年間は続けないとダメですよ!って言うたんですが、忙しいとかなんとかいうて配らなくなって、残念ながら閉店しちゃいました。
話、ちょっと脱線しちゃいましたが、イベントプロデューサーの言葉は全ての商売に通じるのかなって思いますね。
「〇〇そうに見えるか?」は大事なチェックポイントですよね!