あ、どうも!
あなたの名刺を営業マンに変身させるセールスライターの洌崎です。
今日はね、ベネフィットの種類についてです。
ベネフィットってめっちゃ大事なんで、ちょっとおさらいしておきますね。
まず、メリットとは区別しましょうということですよね。
メリットは特徴、ベネフィットは利益(結果・変化・成果)です。
で、お客さんはメリット(特徴)が欲しくて、その商品・サービスを購入するわけじゃない。
ベネフィットが欲しくて買ってるんでしたよね?
で、ベネフィットの見つけ方は、メリットから「だから、どうなる?」という問いから出てきたものがベネフィットでしたよね?
ここまでは良いですか?
ちょっと抽象的だったので、ここからは具体的にスキンケアクリームを例にしてお伝えします。
まず、「このスキンケアクリーム、なんとコラーゲン配合のスキンケアクリームなんです!」と仰々しく言われても、もうお分かりですよね?
それはメリット(特徴)なので、それだけではお客さんは買いません!ですよね?
なぜなら、お客さんはメリット(特徴)が欲しいのではなく、ベネフィットを手に入れるためにその商品・サービスを買うからですよね。
じゃあこのスキンケアクリームのベネフィットは何でしょうか?
メリットから「だから、どうなる?」と続けてみて下さい。
コラーゲン配合だから、お肌がプルプルになる!
この「お肌がプルプルになる」っていうことは、このスキンケアクリームを使った「結果」若しくは「変化」ですよね。
なので、これがベネフィットになります。
ですが、本当にこれだけですか?
お肌がプルプルになった女性の気持ちを考えたときに、どんな変化があるでしょうか?
30代の女性が、気になってたお肌がプルプルになったのを見て「嬉しい」とか「ウキウキする」とか「気持ちが前向きになる」とか「ルンルン気分になる」(ちょっと昭和的な言い方ですかね?)とかの気持ちの「変化」があると思いませんか?
これも一つのベネフィットなんです。
つまり、ベネフィットには大きく分けて2種類のベネフィットがあるんですね。(正確には3種類ありますが、今は典型的な2種類だけ意識しておいてください。ちょっとややこしいので。)
その2種類というのが、機能的ベネフィットと感情的ベネフィット(情緒的とも言いますが、ここでは感情的としておきます。)になります。
ついね、ベネフィットは何?って聞かれると、機能的ベネフィットを思い浮かべがちですが、その商品・サービスを買って得た感情的変化も感情的ベネフィットとして、お客さんが欲しがっているものだということは知っておいてくださいね。
まとめますと、ベネフィットには大きく分けて2種類あります。
- 機能的ベネフィット:物理的な面での結果・変化・成果(お肌プルプル)
- 感情的ベネフィット:感情的な面での結果・変化・成果(気分ルンルン)
で、どちらかというと、もちろん商品・サービスにもよりますが、感情的ベネフィットのアピールを意図的にした方が良いでしょうね。
何故なら、人は感情で物を買い、買った後理屈で正当化するからです!
この辺のことは、また別の機会に!